日本ダービー2020の予想記事です。
このブログは僕が数年競馬予想ブログを運営して来た中で最も根拠のある予想に辿り着いた予想法を元に書いております。
その予想法とは当該コースにおける相対的に前半3ハロン後半3ハロンに使える脚を重視するという予想です。
競馬予想ファクターは沢山あります。
血統、調教や追い切り、外厩、馬場や展開面を重視。
どれもこれも間違いじゃありません。
しかしこのコースでどの馬が最も優れた【脚】を使えるのか?
これを最も重視した予想ファクターはあまり見かけない。
しかしこれが相当重要であると僕は気付きました。
日本ダービーが行われるのは東京芝2400m
今年の出走馬の中でこのコースにて最も優れた脚を使えるのはどの馬なのか?
考えて行きたいと思います。
ダービー予想の前にオークスの結果や理論馬の結果など
オークスはデアリングタクトの勝利。
この結果は決してケチを付けられる内容ではなく(事前予想では高速馬場への不安は考えたがそれをも払拭するような強い競馬)強い馬が強い競馬をした、という安田記念同様、力のある馬が力を示した結果になったと思う。
ノーザンファーム生産馬が主役の現代競馬で非ノーザン系でありエピファネイア産駒が桜花賞、オークスを無敗で勝ったという事に意義があり、もしかするとデアリングタクトを契機にここ数年のノーザン1強という構造を変えるかもしれないと思わされる1戦でもあった。
今年のダービーもコントレイルが1番人気ながらキッチリ勝つようであれば直近5年の流れのようにノーザン1強という様相とは変わってくるのではないだろうか?
要するにノーザン系の生産牧場が優れてはいるが非ノーザン系牧場の努力も実って来たのが2020年とも考えられる。
仮にコントレイルがダービーを勝利しデアリングタクト、コントレイルがダービー&オークスを勝つという事になれば少なからず近年の構造と変化がある訳でありユーザーの僕たちはその変化にいち早く対応するべきだ。
何故なら我々は馬券購入者という立場だから。
馬券購入者である僕たちは競馬業界における構図の変化に対応する最下層の人間。
例えば2015年ノーザンや外厩制度の活躍馬が少し目立って来た頃を思い返してみて下さい。
なぜ休養明けの馬が緒戦でこんなに走るのか?
おそらくこの話題が大きくなったのは2013~2015年頃です。
しかし小規模な牧場も努力を惜しまず結果を追求して来た結果が2020年。
5~7年でのスパンを考えると至極当然の結果であり今年の3歳馬の勢力図が変わってもおかしくはない。
今やちょっと古い外厩中心の予想は時代遅れの予想法になる可能性を表したのが今年のオークスだと思う。
さらに今年のダービーでコントレイルが勝利するようであれば来年以降も2020年クラシックの結果を重視した予想法へシフトするべき時なのではないだろうか?
もちろんノーザン生産馬の好走率が高いのは相変わらずではあるが2021年以降はノーザン系と非ノーザン系の好走率の幅は狭まって行くような気がする。
ぞれはお互いに努力した結果。
なので逆説というか流行りの物が数年後にまた流行るという音楽やファッションのように時代は繰り返すという分岐点の年になるのかもしれない。
そういう意味でも今年のダービーは注目の1戦だと思います。
前置きはここまで。
先週の結果はほぼチャラで終了
オークスは理論馬がおらず後半要素に賭けてデゼルからマジックキャッスルとリアアメリアを購入し盛大に外した。
高速馬場の瞬発力勝負になった場合上記3頭が買えると判断したのだがデアリングタクトの瞬発力が一枚も二枚も上だったという結果。
理論馬が出ないレースは基本少額で勝負するのだがオークスに惑わされ他のレースよりも大きく張ってしまった・・・涙
オークスのマイナス分を含めてもプラマイゼロで終え事がとても大事だと思っている。
(大きいレースに張りたくなるのは誰でも一緒。僕も理論が通用しないここではデゼルの単勝に張った。その資金は他レースのプラス分)
そもそも二日間趣味である競馬を楽しんでプラスなら儲けものだしマイナスを量産するような競馬はしたくない。
大きく勝って夢を見るのも競馬の良い所だが好きな趣味である以上、長い付き合いをしたいもの。
僕も年齢を重ねだいぶ丸くなって来たがそれに伴い競馬に対する考え方もかなり落ち着いた。
その結果とにかく大多数の人が負けているのだから負けなきゃいい
そういう考え方。
有料会員様にもその考えは伝えいてるのですが、それが良い方向に浸透して来た感じがする。
上記のように理論馬を上手く活用して下さりとにかく負けない競馬を身に着けてもらえたら僕としては役に立てた実感があり嬉しい。
そもそも僕がトレーナーをしていた時から戦略に携わっていたのだが勝負事には大前提として負けない思考が非常に重要。
負けないだけの根拠を見出し布陣を敷いて一発狙う所を狙う
これは考え方だと思うが僕の麻雀の打ち方もそう。
とにかく負けに対するリスクを最大に考慮し(究極の負けず嫌い)勝負に行ける1戦で戦う。
根本的な考え方としては競馬も全く同じであり、まずは負けない事を最大限に優先する。
そして余剰金の中で遊ぶ。
もしくは根拠があり一発狙うレースは勝負に行く。
この思考は競馬をより長く楽しめるのは間違いないのでそういうスタンスで競馬と向き合って行く方がオススメです。
少なからず僕の有料会員様はそういう思考になってもらえて嬉しいしブログの読者さんも同じような思考で競馬と向き合えるようになキッカケになれれば幸いです。
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今年のダービーは紐荒れを狙うべきだろう
前日段階でコントレイルがダントツ1番人気です。
これはもう疑いようが無く福永が下手をしなければコントレイルの馬券内は堅いでしょう。
それくらい強いと思います。
それに対しサリオス。
当然来てもおかしくはありません。
僕は皐月賞でこの馬がコントレイルに勝てなかったらダービーで勝てるとは思えませんでした。
サリオスの戦績はおそらくですが血統背景が絡んでいます。
堀厩舎&シルクレーシング
なぜこの馬が1600を中心に使われていたのか?
それはサリオスの兄弟馬がサラキアやサロニカというマイル前後で活躍する馬が多い為と思われます。
そうじゃなければそもそもダービーを見据えたレース選択だったと思うんですよね。
緒戦から中距離を使っていたのではないか?
これだけ実績のある厩舎がそもそもダービーを狙ってこのローテーションのはずがない。
やはり適性はマイル前後だと考えていたのではないだろうか?
皐月賞がそこそこやれたのでダービーという選択になった。
3歳牡馬なら当然狙いたいレースだし。
サリオスは最終的にこのような判断をしました。
皐月賞でコントレイルに勝てないのであればダービーは難しいだろう。
前日段階で2強オッズになっておりますがコントレイルは仕方ないとして、この条件でr全く人気の無い馬は狙いたい所。
個人的にはワーケアやサトノフラッグよりも狙える馬がいると思います。
それは皐月賞で力を発揮出来なかったタイプの馬や前走を見直せる馬。
サトノインプレッサなんて正にそう。
NHKマイルは全く流れに乗れない競馬だったので度外視出来るし、毎日杯でアルジャンナを楽に倒したなら距離延長は間違いなくプラス。
東京2400だからこそ見直せると思います。
その他穴候補は2頭いるのですがランキングの方で1頭お伝えしておきます。
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今一度皐月賞の枠順や位置取りを見直してこの馬の過去レースを観て下さい。
今回は鞍上が良い方に替わったと思うし、この人気は有り得ないと思います。
一発あるだろう。